ラクロス審判ー19歳以下世界選手権大会にてー
ラクロスの19歳以下世界選手権大会にて審判をするため
先日、2週間という長期のお休みをいただきまして
スコットランドのエディンバラへ行ってきました。
今大会の参加国は日本を含めた14の国で
11の国から集まった35人が審判団として集まりました。
ルールも国ごとで異なっていたり、審判する際のマニュアルにも違いがあるため
大会が始まる何日か前に審判は集まり、講習会や練習試合ですり合わせを行います。
片言の英語を話す私にとっては、
講習会で説明している内容が全く聞き取れないことも多々あり
このまま試合に臨む方が良くないと考え、思い切って審判仲間の一人に
「聞き取れないことも多いから、大事なことを言っていたら教えてほしい」と
お願いしてみました。
嫌な顔一つせず、ノートに書いて私のフォローもして下さり
「サラの左の席は私の指定席だね!」なんて冗談で話していましたが
心の底からありがたかったです。仲間に恵まれて良かったなぁと思いました。
流暢な英語は話せないから、せめて挨拶(Hi!、Good morning!など)と
+α の一言(How are you? Did you sleep well?など)は
自分から言うよう心がけ、隙があればノンバーバルで絡んでみたり
一緒に時間を過ごしていくうちに、言葉は不自由だけど
言葉の壁は感じなくなり、大切な仲間だと感じるようになりました。
そしていよいよ大会が始まりました。
世界大会なので、毎試合、始まる前に両国の国歌が流れるのですが
国歌を聴きながら「今、素晴らしい場所で審判できているんだ」と
そんな幸せをかみしめながら、毎日過ごしておりました。
(選手が入場し終わると、選手紹介があり、この後、国歌が流れます)
うまくジャッジできなくて落ち込んだ時もありましたが
審判仲間に支えられ、励まし合い、無事、大会期間を乗り切ることが
できました。
目標としていた国際審判資格も取得でき、運にも恵まれ
最終日の決勝戦も主審として笛を吹かせていただけたりと
充実した大会期間となりました。
(決勝戦の試合前。チームのキャプテンが集まり、前半に守るゴールを決めます)
このような貴重な経験ができたのは、所長をはじめ、
職場の皆さまが送り出して下さったおかげなので
本当に感謝しています。ありがとうございました。
そんな職場に恩返しできるように、そして、お客様のお役にたてるように
本業の方でもますます精進していこうと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
Y.Y