2010年10月18日
リンゲルマン効果
やっと秋らしくなってきましたね。
これくらいの気候がずっと続くといいのですが。
先日、近所で警報装置が鳴り響き、
同時に「火災が発生しました。避難してください。」というアナウンスが聞こえてきました。
ただ、誰も避難する様子がなかったこと、火の手も見えなかったこと、
周囲にはたくさん人がいたこと等で、まあ自分が通報するまでもないか、と思い
様子をうかがっておりました。(結果的にはいたずらと判明)
さて、ここで思い出したのが「リンゲルマン効果」です。
これは集団で作業をするとその人数分だけ責任があいまいになり、
一人当たりの作業量が減ってしまうこと、だそうで「社会的手抜き」とも言われているようです。
たとえば、綱引きでは引っ張る人数が増えるに従い、一人の出す力は減るそうです。
また、誰かが倒れたりした場合、自分しか周囲にいなければ、
自分で通報したり何とかしようという行動を起こすまでに時間はかからないのですが、
周囲にいる人数が多くなるほど、自分でなくてもいいだろうという気持ちが働き、
通報する時間は遅くなっていくらしいです。
(ただし、知り合いが倒れた場合は周囲に人が大勢いても関係ないそうです。)
今回、行動を起こさなかったわたしは、まさにそれだったのかな、と思います。(^_^;)
仕事も含め、いろいろな場面で陥ってしまいそうなリンゲルマン効果ですが、
この罠にはまらないよう気をつけたいと思います。
by AU
Filed under: ブログ — admin 10:04 AM
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